AgriBus-NAVI(Ver.4.2.1)およびAgriBus-GTools(Ver.1.4.6)をリリースしました。Google Playからアップデートをお願い致します。アップデートに伴い、自動操舵の設定方法に一部変更がございますのでご注意願います。
また、アップデートとは関係ございませんが、車両の歪みの影響でアンテナ方位がわずかにずれており自動操舵を開始した直後に蛇行してしまうお客様がいらっしゃることがわかりました。改めてアンテナ位置のご確認をお願いいたします。
【バージョン】
- AgriBus-NAVI : Ver.4.2.1
- AgriBus-G2ファームウェア(制御) : Ver.2.1.0.0
【変更点】
- 操舵量が低速域と高速域に分かれました
- オーバーライド感度が追加されました
- 車速連動がなくなりました
- ステアリングセンター自動調整がなくなりました
【変更点詳細】
1. 操舵量が低速域と高速域に分かれました
低速域には「3~4km/h」における操舵量、高速域には「7~8km/h」における操舵量をそれぞれ設定してください。通常は、「低速域の値 > 高速域の値」となります。また、超高速域「8km/h~」につきましては、低速域と高速域の設定値から推測して自動で操舵量が調整されます。
2. ステアリングオーバーライド感度が追加されました
手動でステアリングを切ったときに自動操舵がオフになるようになりました。ステアリングオーバーライド感度はこの感度を設定します。数値を上げると手動でステアリングを切っても自動操舵がオフになりにくくなり、数値を下げると自動操舵がオフになりやすくなります。ご利用の車両や作業に合わせて設定してください。
3. 車速連動がなくなりました
今後は、車速連動「ON」で動作するようになります。
4. ステアリングセンター自動調整がなくなりました
システムで自動で調整されるようになりました。
【アンテナのご確認をお願いします】
車両の左右中心線上もしくは横並びにアンテナ(GNSS1,2)を設置したつもりでも車両の歪みなどによって僅かにずれている可能性があります。アンテナの方位が少しでもずれていると自動操舵の開始直後にわずかに蛇行してしまいます。このようなときは「マルチアンテナ使用時の修正角」で±0.5°ずつ調整してください。
アンテナの方位がずれていると、走行基準線上を真っ直ぐ走行していても走行基準線がわずかにどちらかに傾いて表示されます。この傾きがなくなるように「マルチアンテナ使用時の修正角」に±0.5°ずつ値を設定して調整してください。左に傾いているときは-0.5°ずつ、右に傾いているときは+0.5°ずつ、調整してください。