7月16日、ブラジルのマクロ経済、アグリビジネス、スタートアップの専門家が一堂に会す「ブラジル・アグリビジネス・フォーラム」が開催されました。
場所は大手町プレイス ウエストタワーにあるMIRAI LAB PALETTE。
主催者は弊社のブラジル進出の水先案内人でもあるブラジル・ベンチャー・キャピタル代表の中山さん。ブラジルビジネス投資の第一人者です。
中山さん「ブラジルは2000年に食料輸入国から食料輸出国へと転換し、世界最大の農産物純輸出国へと変貌を遂げました。また、ブラジルのアグリビジネスは、上流域(農業生産資機材、通信インフラ等)、中流域(農業生産)、下流域(加工・流通等)の各領域で先端的な技術が普及しやすい環境にあり、スタートアップの技術開発も急速に進み、実証実験から事業化までが早いスピードで実現しています」
弊社社長の濱田は「日本からブラジルアグリ市場への進出事例」として登壇させていただきました。
農業情報設計社が提供しているサービスの説明から…
AgriBus製品のご紹介。参加者のみなさん真剣に聴いていただいてます。
リリース当初からダントツに多いのがブラジルユーザーです。
なぜブラジルからのダウンロードがナンバーワンなのか?
私たちにもさっぱりわかりませんでした。
その秘密を探るにはやっぱり現地に行かないと!ということで、ICCサミット FUKUOKA 2019で知り合った中山さんにサポート&アテンドいただき、今年のゴールデンウィークにブラジル出張に行ってきました。
(参照:ブラジル ベンチャーキャピタル 中山さんによる記事『農業情報設計社によるブラジル市場への参入』)
ブラジルには弊社技術の直接ターゲットである中小規模の農家が約120万(!)もある市場規模。
出張で乗り込んだブラジル現地での反応は、
・Agri Showで飛び込み説明をしていると、説明の途中からどんどん担当者が増えてくる。そして居残り打ち合わせの指示までも(笑)
・現地のスタートアップと、主にデータ(圃場や作業軌跡、衛星・ドローン撮影画像)の交換に関するアライアンスや、AgriBus-NAVIをタッチポイントとするプロモーションについても検討を進められた。
その他にも、自動操舵デバイスの調達についても目処が立ったりと、成果の大きいブラジル出張でした。
その他にもブラジルの魅力を写真と共に振り返っています。
濱田「おいしかったです」
「ランチも最高でした」
「この肉も(略
…食べ物以外には、ブラジルのスタートアップが開発した害虫駆除用ドローンの紹介。
「さとうきび畑の上から害虫の天敵の虫(成虫・卵)をバラバラ〜っと撒くんですよ!ウキウキしますね〜」
気を取り直してまとめに入ります。
「弊社のブラジル進出が当初思い描いていたよりもずっと好調に進み始めたのも、中山さんという水先案内人がいたからこそ。中山さんがいなかったらあと2年はかかかってたはず。大切なのは決定権を持つ人・権限を移譲された人が責任を持って現地に行き、いい人に会うべきだと今回の出張で痛感しました。」
終了後にご参加いただいた皆様との交流も持たせていただきました。
今後ブラジル市場はじめ、世界に向けて成長していく弊社にご期待ください!