株式会社農業情報設計社はこの度、創業して9年目を迎えました。
これもひとえに皆様の変わらぬご愛顧とご支援の賜物と心より感謝申し上げます。私たちは創立以来、農業生産の生産性向上を支えるべく、新しい技術を活用した農業支援サービスの提供に努めてまいりました。
この一年につきましては、AgriBus-GMiniRを利用した直進アシストパッケージの提供といった商品ラインナップの拡大と併せて、AgriBus-NAVIの画面デザインの更新や自動操舵アルゴリズムの修正、データ保存形式の変更から自動操舵時の自動旋回機能の追加など、地道なアップデートを重ねてきたところです。
また、これらの取り組みと並行して「真っ直ぐ・等間隔な作業をアシストする」だけではなく、作業機と連動して「投入資材低減と収量・品質を両立する、より精密な農業を実現する」機能や「圃場作業の全自動化」に関する研究開発も行っております。
すでにAgriBus-G2でご利用可能な「作業機での車速連動に利用できる車速パルスの出力機能」のほか、近日中にリリース予定の「レーザーレベラー・スプレーヤー等に接続可能なGNSS / NMEA 0183出力機能」、現在開発中の「ISOBUS UT/TC機能」、将来の自動走行車両への対応を見越した「完全自動走行機能」など、未来の農業生産を支える技術にも取り組んでいるところです。
私たちはこれからも、農業分野におけるイノベーションを牽引し、持続可能で効率的な農業生産を実現するために、技術開発とサービス向上に全力で取り組んでまいります。
今後とも、皆様のご期待に応えられるよう、社員一同精進してまいります。引き続きのご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社農業情報設計社
代表取締役 濱田安之