- キャビンの中(屋根の下)ではGNSS/GPSの信号強度が弱くなるため、外付けGNSS/GPS受信機をキャビン屋根の上に設置することで、衛星から受信するデータの品質を向上させることができます。
- 多くのスマートフォンに内蔵されているGNSS/GPS受信機は、単周波の単独測位しかできませんが、2周波のDGPS測位機能を持つ外付けGNSS/GPS受信機を接続すれば、より高い精度のガイダンスを利用できます。
- さらに、RTK基準局があれば、RTK移動局対応の外付けGNSS/GPS受信機を使って、RTK-GPS測位による超精密ガイダンスを提供することが可能です。
外付けGNSS/GPSデバイスの活用
「AgriBus-NAVI」アプリでは、スマートフォン端末だけでもガイダンスを利用することができますが、端末内蔵のセンサーで受信できるGNSS/GPSデータは、農作業において必要とされる精度としては不十分です。
「AgriBus-NAVI」アプリの性能を最大限に発揮するため、Bluetooth接続の外付けGNSS/GPS受信機を利用することを、推奨しています。
外付けGNSS/GPS受信機を使用するメリットは以下の通りです。
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2周波RTK-GNSSレシーバー
AgriBus-GMiniR2周波RTK-GNSSレシーバー
AgriBus-GMiniR2周波RTK-GNSS/GPSモジュールを搭載し、センチメーター級の超高精度測位が可能。IMU(傾斜補正・進路予測)を搭載した移動局としての利用はもちろん、Wi-Fi通信とAgriBus-Casterへの自動接続機能によりAgriBus-GMiniR単体でRTK基準局を実現可能。RTK基準局への適用も簡単・手軽になりました。