本日、AgriBus-NAVIアプリの新バージョン5.5.2をGoogle Playストアへと配信開始いたしました。 アプリをお使いの皆さま、ご確認いただけますようお願いいたします。
リリースノート(5.5.2)
- 「設定環境」を「バックアップ」に仕様変更
- GNSS設定、補正情報設定、外部入出力設定、の設定画面を小項目から大項目へと移動
- 「作業レポート」画面の修正と、「作業履歴」画面からの起動
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不具合修正、起動時ANR解消
ガイダンス設定画面を変更しました
ガイダンス設定画面につきまして、下記2点の変更を行いました。
- 「設定環境」を「バックアップ」に仕様変更
- GNSS設定、補正情報設定、外部入出力設定、の設定画面を小項目から大項目へと移動
「設定環境」を「バックアップ」に仕様変更
まず、1) につきまして、これまで「設定環境」という画面がありましたが、その仕様のわかりにくさから、「不具合ではないか」とのお問合せをいただいておりました。それは仕様だったわけですが(汗)、不具合と勘違いされるということは、仕様およびUXが良くないということで、今回のバージョンアップにて「設定環境」を解体いたしました。
旧「設定環境」では、設定内容をクラウドストレージにリアルタイム同期することで、複数デバイス間での利用において設定が即座に共有され、反映するというリッチな仕様でしたが、意図せず他のデバイスで適用している設定内容を変更してしまう、ということが多発しておりました。また、アプリ起動時にクラウドから設定をロードするため、インターネット接続環境によっては、起動にすごく時間がかかる、という状況もありました。
そこで、今回のバージョンからはクラウドストレージへのリアルタイム保存はやめて、より原始的な実装であるローカル保存に戻しました。
新「バックアップ」では、「バックアップ画面にてボタンを押す」というユーザー操作による明示的なタイミングでのみ、クラウド保存、およびクラウドからの読み込みを行う仕様に変更してあります。これにより、意図せず他のデバイスで適用している設定内容を変更してしまう、という課題を解決しています。
また、バックアップ画面を開いたときにのみ、クラウドにアクセスしますので、起動時のロード時間を大幅に短縮しています。
機能的にはダウングレードとなりますが、UXとしてはユーザフレンドリーになっているのではないでしょうか。
そして、これまで「設定環境」として保存していた設定内容は、「バックアップファイル」としてこれからも参照、利用可能です。
GNSS設定、補正情報設定、外部入出力設定、の設定画面を小項目から大項目へと移動
もう一点、2) につきまして、これまで「GNSS設定」に含まれていた「GNSS補正情報設定」「外部入出力設定」について、個別の画面を用意し、参照場所を大項目(左カラム)へと移動しました。
この項目移動により、「補正情報」「外部入出力」それぞれの設定を個別にバックアップすることが可能になりました。
そして、実はこの3つの設定を、1つにまとめる旧「設定環境」仕様に問題があり、特定の環境にて「設定が消える」という不具合がありました。
この不具合を解消する狙いもありますので、旧バージョンまでで消えてしまった「設定環境」があれば、新「バックアップ」画面にて復活していないか、確認していただけると幸いです。
(名前なし)設定ファイルについて
上記のスクリーンショット下部のほうにある「(名前なし)を全て表示する・隠す」というスイッチですが、これも旧「設定環境」の不具合によって自動的に増えてしまった(名前なし)という設定ファイルを表示するかしないかを切り替える機能になります。
普段は表示しなくて大丈夫かと思いますが、もし旧「設定環境」にて参照していたファイルがない、という場合は、この(名前なし)リストの中から探してみてください。お手数おかけいたします。
以上
本件リリースに関するお問い合わせはこちらにお願いいたします。ご意見、ご要望お待ちしております。
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