本日、AgriBus-NAVI アプリの新バージョン3.7.9を、Google Playストアへと配信開始いたしました。
リリースノートを書くのは久しぶりとなってしまいましたが、v3.7.9では以下の機能追加や変更を行っております。アプリをお使いの皆さま、ご確認いただけますようお願いいたします。
リリースノート(3.7.9)
- G2、AutoSteer対応
- 同期中に画面が固まる問題に対応
- 同期プロセスの進捗表示を通知バーに変更
- AgriBus-Webアカウント管理を、Android設定「アカウント」に移行
- Android設定「アカウント」を利用した、AgriBus-Webの自動同期
- AgriBus-GToolsアプリとのAgriBus-Webシングルサインオン
- 補正情報取得時における接続状況をGNSS/GPSステータス画面に追加
- ポルトガル語再翻訳
- その他こまかいバグ修正
以上の中から、いくつかの変更点を紹介します。
同期プロセスのインジケータ表示を通知バーに変更
「同期中に画面が固まる問題」に対応するため、同期中におけるアプリ内プログレスバー表示をやめ、通知バーによる進捗表示に変更しました。変更したことにより、進捗具合を示すパーセント数値も追加されています。
また、同期する件数が多い場合、サーバにかかる負荷を軽減するため、同期アイテム100件が経過した段階で一度止まる仕様とさせていただきました。圃場や作業履歴が200件ある場合は、同期の作業を2回することが必要になります。ご了承ください。
AgriBus-Webアカウント管理を、Android設定「アカウント」に移行
これまでアプリの中で保持していたAgriBus-Webのログインアカウント情報を、Androidシステムの「アカウント」にて管理するよう変更いたしました。
Androidの「設定」から「アカウント」を見ると、AgriBus-Webのアカウント情報が保存されています。この対応を行うことにより、以下の機能が実現しています。
- AgriBus-Webの自動同期
- AgriBus-GToolsアプリとのシングルサインオン
AgriBus-Webの自動同期について
GmailやGoogleカレンダーなどと同様に、バックグラウンドでの定期的な自動同期が可能となりました。
バックグランドでの通信量を制限するため、同期する範囲は圃場と2日分の作業履歴のみ(フリープランと同条件)、1度に100アイテムのみ同期する仕様となっております。
同期するタイミングは、使用している端末のAndroid仕様によりますが、こちらでテストした限りですと、おおよそ1日に一回程度、ネットワークや電池の状態によりAndroidシステム側がいい感じにトリガーを設定してくれます。
もし、バックグラウンドでの処理や通信を止めたい場合は、上記の画面(Android「設定」ー「アカウント」)にて、同期スイッチをオフにしておいてください。
アカウント設定画面には、AgriBus-NAVIアプリ内、AgriBus-Web画面の左側メニュー「同期設定」から直接飛ぶこともできます。
AgriBus-GToolsアプリとのシングルサインオンについて
これまでAgriBus-NAVIアプリ、およびAgriBus-GToolsアプリでは、それぞれAgriBus-WebアカウントのIDパスワードを入力してログインする必要がありましたが、これを一度で済むようにいたしました。AgriBus-NAVI側で一度ログインしていれば、AgriBus-GTools側は起動するだけでオンラインの状態になります。
こちら有効にするにはAgriBus-GToolsのアップデートが必要です。追って更新かけますので少々お待ちください。
補正情報取得時における接続状況をGNSS/GPSステータス画面に追加
前回のアップデートにて追加したNtripクライアントを使用した補正情報の接続状態について、GNSS/GPSステータス画面に追加表示しています。(GNSS/GPSステータス画面は、ナビゲーション右上のSINGLE/NO GNSS/NO POSなど表示されるところをタップすると開きます)
- 接続開始
- 接続停止
- 接続エラー
- 受信中
- 認証エラー
- マウントポイントなし
接続状態は上記の内容で表示されるので、補正情報を設定する際に参考にしてください。
以上が今回のリリース内容です。
本件リリースに関するお問い合わせはこちらにお願いいたします。ご意見、ご要望お待ちしております。
AgriBus-NAVIアプリのダウンロードはこちらから
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.agri_info_design.AgriBusNavi