本日、AgriBus-NAVI アプリの新バージョン4.2.0を、Google Play ストアへと配信開始いたしました。
以下の機能追加、および変更を行っております。アプリをお使いの皆さま、ご確認いただけますようお願いいたします。
スマホ内蔵GNSSの精度向上について
新バージョンでは、今回開発した当社独自の方法によって、スマホ・タブレット内蔵のGNSSを使用した場合のガイダンス精度が飛躍的に向上しております。
従来の仕様では、スマホ・ダブレットに搭載されたGNSSセンサーを使用した場合、キャビンの中では電波が屋根に遮られる等の理由でGNSS精度が低くなってしまうため、ガイダンス画面にてカクカク動く、作業軌跡が飛び飛びになる、等の課題がありました。
今回のバージョンでは当社独自の状態判別方式と、スマホ・タブレットのジャイロセンサーを利用した位置情報の補間・補正技術を応用することで、上記の課題を解決し、スムーズなガイダイス動作と、滑らかな作業軌跡を実現しました。
スマホ・タブレットを設置する際、固定することでより一層精度が向上しますので、RAMマウントなどの活用をお勧めしております。
Bluetooth接続のGNSS受信機を使用せず、スマホ・タブレット単体でご利用の場合におけるガイダンス精度改善となります。是非この機会に本機能をお試しくださいませ。
設定画面で有効・無効を切り替えることができます。(バージョン4.2.0にアップデート後は自動で有効になっています。)
その他のリリース内容は、以下の通りです。
リリースノート(4.2.0)
- Android12対応
- スマホ・タブレットのGNSS精度向上
- 作業レポート画面および設定画面のデザインを修正
- AgriBus-Webへの導線を強化
- ホーム画面のデザイン修正とカード表示条件を変更
- トリンブル・トプコン座標系で表示する設定を追加
- AgriBus-G2, GMiniRのバージョンチェック機能を追加
- 任意の地点で走行基準線(直線)を作成できる機能を追加
- 走行基準線の長さが1m未満のときは作成・保存しないように変更
- マルチアンテナ使用時の設定入力方法を調整
- チュートリアルの簡略化
- いくつかのバグ修正